テレビ出演した弁護士だけが知っている、人前で格好よく話す方法

こんにちは、リッキー徳永(@ricky7co)です。

ブログを書く時に一番大切にしているのは、読者の方が何を得ることができるかです。

それは、たとえ短いブログであっても、読んでいる理由はなにかのベネフィット(価値)があると思って読んでいるはずだから。

今回は、フジテレビやテレビ朝日の生放送出演をしている僕が、全国の視聴者に向けてカメラの前で話す時に学んだことを書きたいと思います。

すぐに答える

生放送でも、講演会やトークライブでも、何かを聞かれたらとにかくすぐに答えましょう。

とくにテレビの生放送はその性質上、当たり前ですがライブで視聴者が見ています。あとから編集できませんし、時間が秒単位で流れていきます。

僕の場合、司会者やキャスターの人にコメントを求められたら、できれば1秒以内に、長くても2秒以内に何か言うようにしています。

「何か言う」というのがポイント

考えたまま沈黙することは一番避けるべきなのです。

仮に答えがわからなかったり、正直何を言ったらいいかわからなくても、黙ってしまうのはやめましょう。

放送の流れを止めてしまったり、視聴者が違和感を感じることがあってはならないのです。

分からない、知らないというときはそれを正直に表明したらいいだけのこと。

そればかりでは出演者としてだめなことですが、人間ですのでたまにならそう答えてもいいと思います。

さらに、すぐに答えることにより、とにかく自信がある人に見えます。なにを話すかではなく、どう話すか、ですね。

説明や体験を加える

何かを聞かれたり、コメントをするときには、ただ一言答えるだけでは足りません。

簡潔な説明や体験を加えることが求められます。

僕が安藤優子さんから聞かれるときには、できるだけ説明と僕の体験談を話すようにしています。

話が長過ぎないようにするのもポイント。言いたいことがよく分からなくなってしまうだけでなく、混乱を招くこともあります。

専門用語を使うときには、ゆっくりと、そして意味を分かりやすく伝えましょう。

ニュースのような事実だけを伝えるのはアナウンサーの仕事ですので、コメンテーターとして独自の切り口で話すと良いでしょう。

僕が念頭に置いているのは、常にポジティブなことを発言すること。

また、人のことについて自分で確証が得られないことは話さない。

視聴者の捉え方は様々ですが、誤解を招くようなことは避けるべきなのです。

笑顔

話し方が上手になるコツとはなんでしょうか。それも、数分でガラッと変わる話し方。

人間には2つのコミュニケーションがあります。それは非言語的と言語的。

非言語的コミュニケーションの代表例が、表情です。よって、笑顔をするだけで非言語的に伝えることができるのです。

メラビアンの法則で証明されているように、話し手が聞き手に与える影響の55%は、視覚情報です。

このように、わたしたちは言葉の意味内容そのものより、視覚情報を重視しているのです。

メラビアンの法則とは、アメリカで提唱された概念で、話し手が聞き手に与える影響について、「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」それぞれの観点から数値化したものです。その法則は、

  • 言語情報7%
  • 聴覚情報38%
  • 視覚情報55%

「何を話すか」が言語的コミュニケーション、「どう話すか」が非言語的コミュニケーションです。

とりあえず笑顔で、堂々と発言しましょう。

詳しくは樺沢紫苑先生のベストセラー著書「アウトプット大全」(サンクチュアリ出版)をご参照ください。

まとめ

人に何かを伝えるとき、あまり難しく考える必要はありません。

良い姿勢、笑顔ができていればそもそも緊張することもありませんし、堂々と見えます。

あとは自分の言葉で意見や経験を話す。

「何を話すか」よりも「どう話すか」。それを少しだけ意識するだけでテレビや人前でのコミュニケーション力が大幅にアップするのです。