こんにちは、リッキー徳永です。
ビジネスクラスラウンジは、海外旅行を最高の体験にするための空港の過ごし方を左右します。
空港ではやはりビジネスクラスラウンジで過ごしたいもの。僕はビジネスクラスラウンジこそ、旅の楽しみの醍醐味だと思います。
航空会社のビジネスクラスラウンジといえば、ビジネスクラスの利用者や上級会員のみが使うことができます。
つまり、限られた人のみが入れる特別で上質な空間なのです。
航空会社によってビジネスクラスラウンジはかなり違います。
実際の体験をもとに徹底比較しました。
というわけで本記事は、『空港ラウンジ徹底比較』について書きたいと思います。各記事の詳細はリンクからどうぞ。
空港ラウンジ徹底比較
ビジネスクラスラウンジでは、空港のあわただしさから離れて、ゆったりできる空間と飲み物や食べ物がすべて無料で提供されます。
このようなラウンジは、運営する航空会社や国と空港にによって異なります。
僕自身、世界各国の空港の色々なラウンジを体験しました。感動するラウンジもあれば、がっかりするものも。
実際に利用してみた正直な感想とレビューを書いていきます。
1. 羽田空港JAL国際線サクララウンジ
おなじみのサクララウンジ。充実した施設、行き届いたサービス、シャワールームやビジネスセンターなど、使い勝手がとてもいいラウンジです。
朝の出発便が多い時間帯は、ダイニングエリアがとても混雑します。
客層はほぼ全員日本人。名物のカレーライスは美味しいですが、ビジネスクラスに乗る前はあまり食べすぎないほうがいいです。
営業時間: サクララウンジ(本館4F/本館5F) 04:30~翌日02:00
サクララウンジ・スカイビュー 06:00~12:30 / 21:00~翌日01:30
出国審査を通ったら左手すぐ、ゲート112付近にひとつ。こちらは4階と5階の2階層のラウンジになっています。そしてゲート114の前にもう一つ。こちらは面積が広めで、ゆったりとした雰囲気を味わえます。ドリンクや食事はどちらも同じです。
細かい利用条件はこちらから。
設備・サービスは申し分ありません。
- ダイニングエリア
- ファミリーエリア
- マッサージチェア(「デュアルメカ・シンクロシステム」を導入したファミリーイナダ社製「3S匠」メディカルチェア)
- ビジネスコーナー
- プリンター
- FAX
- コピー機
- ロッカースタイルクローク
- 授乳室
- Wi-Fiインターネット接続
- 有線インターネット接続
- フライトインフォメーション
- 高級ホテル仕様ハイグレードシャワー
- テレビ配信
- 新聞
- 雑誌
- 障害者・車椅子対応
食事・ドリンクも充実しています。
- ビュッフェスタイル
- 和食、洋食、中華、多彩なメニュー
- JAL特製ビーフカレー(終日)
- 3つ星レストラン・メゾンカイザーでも提供されている「焼きたて」パン
- 多彩な銘柄のワイン
- ソフトドリンク
- コーヒー・紅茶
- アルコール各種
- 生ビール

2. 成田空港アメリカン航空ラウンジ アドミラルズクラブ(Admirals Club)
アメリカン航空のビジネスクラスラウンジを利用しました。サクララウンジほど混んでなく、施設や食事もレベルが高いです。
施設とアメニティ充実度は満足度が高いです。10人まで入る会議室もあるのでここで仕事もできてしまいます。離陸前のひと時をゴールデンタイムにできるわけですね。
- 無料Wi-Fi
- パソコンとインターネット接続
- シャワールーム
- ドリンク(ソフトドリンク、アルコール各種)
- ビュッフェ形式の食事
- ビジネスコーナー
- 新聞、雑誌
利用条件の詳細はこちらから。僕はワンワールドのサファイアステータスを持っているので利用できました。
広いラウンジには、ゆったりとくつろげるソファー、ビジネスコーナー、食事ができるコーナーなど、充実した設備が整っています。
客層はアメリカ人が多数派です。搭乗前から外国の雰囲気を堪能できるのでおすすめです。
ビュッフェ形式の食事、デザート、おつまみ、ソフトドリンク、アルコール類などが無料で楽しめます。
離陸前にシャワーでリフレッシュもできます。
個室になっているので、フロントで鍵を受け取り、ゆっくりシャワーが可能。
シャンプーとボディーソープ、タオル、ドライヤー、その他の基本的なアメニティーがそろっています。
個室ごとにエアコンがついているのは便利。
そのほか、ビジネスコーナーもあるので離陸前に仕事もはかどります。コピー機もありました。
日本語、英語の新聞や雑誌も充実しています。
予想以上に満足度の高いラウンジになっています。混んでいない、アメリカ人が多い、そして食事やシャワーなど設備面も質が高いです。
静かで落ち着けるラウンジになっています。
👉成田空港アメリカン航空ラウンジ アドミラルズクラブ(Admirals Club)はこちら

3. 海外旅行の非日常は空港ラウンジから。行動次第でアメリカにいる感覚に
海外に行くときは、僕は敢えて日系の航空会社を利用しない選択をよくとります。
それは、飛行機で過ごす時間はただの移動ではないと思っていて、せっかくならその国の雰囲気を飛行機で体感したいからです。
JALのサクララウンジではなく、アメリカン航空ラウンジを利用するのもその一例。
結果として、とても良かったです。時間にもよりますが、サクララウンジほど人が多くなく、シャワー、食事、ドリンク、ビジネスセンターなど施設設備の質は高いです。
僕が座って食事をしているときにくしゃみが出たのですが、ちょうど前を通りかかったアメリカ人の女性に「Bless You」と言ってもらえました。
すかさず僕は笑顔で「Thank you!」と言いながら、おそらくいつものように日本人しか利用しないサクララウンジにいたらこのようなことはなかっただろうと。
旅という非日常の時間に、初めての人とちょっとでも会話をすると、とても印象に残るものです。
外国に日本人として行く時には、日本を代表していると言っても大げさではないでしょう。
一人の日本人として、良い影響を人に与えることができることを念頭に置きながら海外に飛び出すことは、大きな意味があるのではないでしょうか。

4. 高評価!キャセイパシフィック航空ラウンジ 3カ国全4箇所まとめレポート
利用者の満足度が高く、ラウンジ通たちからの評価が高いのが、キャセイパシフィック航空のビジネスクラスラウンジです。
名物のヌードルバーで食べる担々麺、上質で重厚感のある内装と家具など。利用価値はかなり高いです。
羽田空港キャセイパシフィック航空ラウンジ
ヌードルバーでは、その場で注文して作ってくれます。朝だったので、和食の定食やフレンチトーストもありました。
ヘルシーな食事は結構あります。フレッシュサラダにオードブル系など。
ドリンク類も充実していてバーエリアがあります。
広さも結構あるので、ゆっくりくつろぐことができます。
朝の時間帯は空港は混むのですが、このラウンジでは人は比較的少なく、ゆったりとした上質な時間が流れています。
客層も、日本人よりも外国人のほうが多い印象。
香港国際空港キャセイパシフィック航空ラウンジ “The Wing”
香港国際空港はキャセイパシフィック航空の本拠地です。ビジネスクラスラウンジはなんと4箇所もあります。
ヌードルバーは是非食べる価値があります。
好きなメニューをオーダーして、できたてを食べることができます。
2フロアーもあってとても広いですが、全体の雰囲気はとても良好。人も多くなく、くつろぎながら搭乗を待つことができました。
香港国際空港キャセイパシフィック航空ラウンジ “The Bridge”
キャセイパシフィック航空は香港が拠点なので、ラウンジも香港が充実しています。
香港空港内にはビジネスクラスラウンジが4箇所、ファーストクラスラウンジが2箇所あります。
今回はその中のビジネスクラスラウンジ(The Wing) というところを訪問。ラウンジはGate35近くにあります。
搭乗前に必ずシャワーをしますが、こちらのラウンジシャワーは満足いく内容でした。
もちろん個室になっていて、十分な広さがあります。
天井から降ってくるレインシャワーはおすすめです。
そのほか、ブッフェコーナー、バー、オフィスコーナー、基本的なものは揃っています。
キャセイパシフィックラウンジは実は香港に数カ所ありますが、内容と多きさは実は異なります。
空港がとても広いのでゲートに一番近いラウンジを使うことになります。The Pierというラウンジを利用したことがありますが、ここはすごかったのでおすすめです。
シンガポール・チャンギ国際空港キャセイパシフィック航空ラウンジ
チャンギ国際空港のターミナル4にラウンジはあります。重厚な外観で、周りとは雰囲気が違う入り口。
名物のヌードルバー、ビジネスコーナー、広いダイニングエリアもあります。
奥には、ゆったりとくつろげるエリアもあります。照明の暗さも程よく、落ち着きます。
キャセイ航空のラウンジは、安定のクオリティがいいですね。
チャンギ国際空港のラウンジにはシャワーがないのが残念ですが、食事や雰囲気はとてもいいです。
👉高評価!キャセイパシフィック航空ラウンジ 3カ国4箇所まとめはこちら

5. カタール航空ビジネスクラスラウンジ カタール・ドーハ空港
カタール航空ビジネスクラスは、ワールド・エイアライン・アワードやトリップアドバイザー・アワードが認めた世界最高峰のビジネスクラス。
そんなカタール航空の本拠地が、カタール・ドーハ国際空港です。ビジネスクラスラウンジはなにもかも驚きの内容。
広すぎてラウンジ内で移動するだけで歩き疲れるほど。
▲なぜか巨大な池まで。
一番長くいたのはレストランでした。ブッフェ形式のお食事、デザート、スウィーツ、バーが充実。
仮眠室(Quiet Room)もあります。事前に予約が必要。半個室になっているのでゆっくり仮眠を取ることができました。部屋の中にはフライトディスプレイもあります。
ドーハ空港のカタール航空ビジネスクラスランジ。
巨大なだけではなくデザインも設備も食事も驚きのものでした。何時間もいると冷えてくるので防寒対策は必須ですが。
また利用したいラウンジです。
👉カタール航空ビジネスクラスラウンジ【カタール・ドーハ空港】はこちら

空港ラウンジ徹底比較☆おすすめ☆賢く使うコツも まとめ
本記事は、『空港ラウンジ徹底比較☆おすすめ☆賢く使うコツも』について書きました。
空港ラウンジに関する僕なりの考え方と利用の仕方、実際の体験をもとにしています。
読者の皆様のお役に立てれば嬉しいです。