こんにちは、リッキー徳永です。
英語は習得が難しく、しかもそれが法律用語となるとかなりハードルが高いと思われています。でも実際は逆なのです!
今回はアメリカにおける法律英語とLegalese [リーガリーズ] (法律用語)について。
Legalese (法律用語)とは
そもそも、Legalese [リーガリーズ] (法律用語)とはなんでしょうか。
MacBook Proに入っているNew Oxford American Dictionaryによると、
Legalese = the formal and technical language of legal documents that is often hard to understand.
簡潔に言うと、普段使わないような難解な文体法律用語。
アメリカでは伝統的にこの難解な法律用語と法律英語が使われてきていて、現在でも多用されています。
この法律用語の反対が、Plain English (分かりやすい英語)です。
Legalese (法律用語)が良くない理由
まず、Legaleseを使うことによるメリットはほとんどないと思います。
デメリットは、もちろん読みにくく、理解しにくいまたは理解できないというもの。
結果的に、契約書やビジネス文書の本来の目的である、コミュニケーション自体ができなくなってしまいます。
往々にして、法律用語自体、特に意味をなさないこともあります。意味をなさないのであれば、書く必要がそもそもないのです。
Legalese (法律用語)の例
Legalese(法律用語)を使う必要はありませんが、もし見る機会があったら参考にしてください。
- Hereinafter 以下
- Whereas 英文契約書における前文
- Witnesseth 証する
法律英語も独特ですが、一般的によくありません。
法律文書で使いがちな英語はよりシンプルな英語にすることができます。
Accordingly → so
Acquainted with → know
Acquire → get
Appellation → name
Demonstrate → show
Eschew → avoid
Instant → this
Lengthy → long
Render → make; leave
Reside → live
Respecting →for
他にも、複数の単語をよりシンプルで短い表現にすることもできます。
Acquire knowledge → learn
At no time → never
In the event of → if
In the final analysis → finally
It would appear that → apparently
The majority of → most
Undertake an effort → try
With respect to → about
まとめ
文章の目的はコミュニケーションですので、Plain English (分かりやすい英語)がベストなのです。
それが英文契約書であっても変わりはありません。












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