こんにちは、リッキー徳永(@ricky7co)です。
有名人の薬物使用による逮捕がいつも話題になります。
今回は、薬物使用問題についてアメリカの事例を交えながら解説していきたいと思います。
沢尻エリカで話題の薬物使用問題 アメリカでは処罰ではなく更生
過去に話題になった有名人による薬物使用問題として、清原和博さんの覚醒剤、ピエール瀧さんのコカインなどがあります。
一度捕まるだけでみんなが大騒ぎするのが日本の良くない所でもあります。
特にテレビや雑誌などのメディアはその話題ばかりネタにします。
僕が普段テレビを見ない理由は、特に興味もない人のことばかり放映しているから。
あとは、テレビは食べ物がやたらと多いですね。
どちらにしても、メディアもそうだし個人もそうですが、有名人がちょっと捕まるだけでみんな騒ぎすぎです。
もっと自分のことを考えましょうと言いたいほどですが、僕としては結局どうでもいい話題です。
そもそも薬物使用は犯罪であることは確かですが、他人に危害を与えるものではありません。
具体的に大麻(マリファナ)は世界的に見ると合法化が進んでいるのです。なぜか日本では厳罰主義。
アメリカでは多くの州でマリファナの使用が合法となっています。こちらの記事「大麻(マリファナ)が合法な州とその法的扱い」も合わせてお読み下さい。
また、アメリカでは有名人が薬物使用で捕まっても、誰も話題にしません。
日本でもおなじみの「フレンズ」というアメリカのドラマに出ているマシュー・ペリーは薬物使用で更生施設に入ったこともあります。
それでもメディアが騒ぐこともありませんし、子供も見ている「フレンズ」の放映は通常通りされました。
一度薬物使用で捕まっただけで大河ドラマを放映中止しようとする日本と全然違いますね。
ちなみにマシュー・ペリーは、薬物更生に貢献した人物として表彰されたこともあります。むしろこっちのほうをメディアは拡散すべきです。
アメリカ ドラッグ・コートという選択
アメリカにはドラッグ・コートという裁判所の一部として機能する機関があります。
全米に2,400もあり、すべての州に設置されています。
このドラッグ・コートは、薬物関連事犯で捕まった人を対象としています。趣旨は処罰ではなく、薬物依存から回復すること。
日本にはこのような裁判所はありませんので、薬物依存の人に対しても処罰することが前提です。
このようにアメリカでは薬物関連の回復に関して先進国だと言えるでしょう。「治療的司法」が整っているのです。
薬物使用した人がどうこうよりも、依存を更生することが大切です。
アメリカでは薬物使用問題に対してかなり寛容なのです。寛容と言っても野放しにするということではなく、サポート体制と理解がしっかりとあるという意味です。
まとめ
薬物使用問題についてアメリカの事例を交えながら解説しました。ご参考になれば嬉しいです。