こんにちは、リッキー徳永です。
僕はアメリカに11年住んでいたことがあり、ニューヨーク州弁護士という資格を持っています。
想像がつくと思いますが、普通ではない選択肢をとってきた人生です。
その人生のごく一部ですが、なぜ就職活動をしなかったのか、そのあとどうしたのかを書いてみました。
僕は日本で大学在学中に就職活動をしないで、卒業後すぐにアメリカに渡りました。
大学3年生になると周りの同級生がみんな就職活動を始める中、僕だけはひたすら英語の勉強と留学の準備をしていたのです。
一言で自信を持って言えますが、就活をしない選択はありだと思います。
というわけでこの記事では、新卒として就職活動をしないで留学をして、アメリカで弁護士になり、キャリアを最大限に活かす方法について書きたいと思います。
就活しない選択は、誰かに言われたりとか勧められたわけではありません。
>一つの信念を持っていたので、焦りや迷いはまったくありませんでした。
大学卒業、新卒就職という選択はなかった
僕は高校の頃から、一斉に就職活動をして新卒で就職することに違和感を持っていました。
全員が同じスーツと鞄を持ち、説明会や面接に行くということは日本独特のものです。
「目立つことは好まれない」、「みんなと同じように振る舞わなければいけない」という前提がある気がします。
就職活動自体をいいか悪いか判断する必要はないです。
結果的に、僕の場合は就職活動をせず、まずアメリカで勝負するという選択を採ったのです。
普通に日本で就職活動をしていたら、今の自分はなかったことは確かです。
自分の決断に責任を持つと言うと大げさですが、アメリカ留学をしてよかったと100%思っています。
就職活動をしていたら無難に日本の会社に就職という結果でしたが、僕はアメリカで弁護士になるという一つの目標を決めていたのです。
なにかの夢、理想、目標がある方は、就職活動をしなければいけないという固定概念を外しましょう。
思考停止は危険です。夢、理想、目標があるのにみんなと同じように就職活動をしても後で後悔するだけです。
在学中に自分でしっかりと計画を立てるところから始めて、自分らしい未来を切り開くという方法が就活をしない選択です。
その代わり留学をして仕事を見つけるということは簡単ではありませんし、誰でもできることではありません。
時には就活しないという選択の先には大きな壁が待ち受けているかもしれません。
でも、目標に向かって進むという強い想いがあるならば、きっと打ち砕くことができるでしょう。
MEMO:就職活動をしなければいけないという固定概念を外してみよう。
いつからアメリカに行こうと考えていたのか
僕は子供の頃から外国のことに興味がありました。
きっかけは、小学生の時に人生で初めてシンガポール旅行に連れて行ってもらったときかもしれません。
今でもよく覚えていますが、外国の雰囲気とか、外国人とか、シングリッシュ(シンガポール特有の英語)など、なにもかも新鮮でした。
それからというもの、外国でも特にアメリカに強い興味を持ち、いつかは住んでみたいと思い始めました。
なぜアメリカなのかというと、広大な国土で大国、ニューヨークが世界最大都市でビジネス・経済の中心という理由です。
国連本部もありますし、映画大国でエンタメや芸術も世界一だと思います。法律といえばアメリカが世界で一番影響力を持っていると感じていました。
留学先、特にロースクールといえばアメリカ!
ロースクール留学といえばやはりアメリカが王道です。
しかもNYの資格をとってマンハッタンで実務をすることは、世界を相手にスキルを磨くことになります。
このように僕の場合は米ロースクール留学という選択をしました。人によってはほかの大学院留学という方法もあります。
例えば、MBAは多くの日本人が挑戦しています。
どんな留学でも必ず言えることは、就職活動をしたくないという理由はNG。
なんとなくの気持ちで大学院に行くとあとから後悔することになります。
アメリカの大学・大学院ではかなりハードな勉強が待っているからです。卒業できても、外国で仕事を見つけて働くことはとても困難。
それでも大学院に行きたいという強い気持ちと理由があれば、是非とも就職活動をしないですぐに留学してもいいと思います。
MEMO:強い熱意と目標をもてば就職活動をしないで留学もアリ。
アメリカで弁護士になってキャリアに最大限に活かすには
資格を持っているだけではだめです。
資格を活かすのは本人次第であり、日本人が米国弁護士資格を取得するメリットは今後多大なものと言えます。
ビジネス、芸能、教育、外交、政治、あらゆる場で弁護士資格保持者が前に出て著名人として開花しているのがアメリカです。
アメリカの有名人に弁護士資格保持者が多いこともあり、脚光を浴び高いステージに上る人物として憧れの対象となるのが米国弁護士です。
今後も、より多くの米国弁護士資格保持者が有名人となって各界で活躍していくことでしょう。
ますますダイナミックになる国際化社会。日本人がNY弁護士になり、リーダーとして法的センスを生かして活躍する時代です。
米国法体系を身につけている弁護士がビジネスの場では必須。その市場価値は図れ知れないものがあると言えるでしょう。
特に企業法務では弁護士実務の要素は少ないと思われがちですが、弁護士資格は大いに役立ちます。
世界的に見ても、米国弁護士資格は最難関な資格の一つです。
よってアメリカをはじめ諸外国の弁護士と対等に交渉を進め、日本企業をリードしていくことができる資質を持ち合わせているのが米国弁護士と言えます。
今後もグローバル化が進みますので、米国弁護士は日本を始め諸外国でも引く手あまたな存在です。
まとめ
就職活動だけが選択肢ではありません。みんなが一斉にやることは社会が作り出した慣習に過ぎないかもしれません。
人と同じことをするのではなく、自分でやりたいことにチャレンジするほうがいいのではないでしょうか。
就職をしないで単身で渡米。ブレない信念と一つの目標があったからできた決断でした。
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