アメリカの学歴社会と就職事情 日本とはこんなに違う!

こんにちは。リッキー徳永(@ricky7co)です。

日本では受験が大変なのが当たり前であり、学歴が大切だと言われています。実は、アメリカもかなりの学歴社会なのです。

しかし日本とはその実態は異なります。今回はアメリカの学歴社会と就職事情について書いていきます。

アメリカの学歴社会と就職事情:大学の専攻と成績が重要

アメリカでは大学名よりも、どの学部で何を専攻したのかが重要です。コンピューターサイエンス、経済、バイオエンジニアリングなどがその例ですね。

この専攻が就職に直接結びつきます。採用する企業はそのポジションに対して必要とする専攻を絞っているわけです。

学生からすると、どの専攻を選ぶかでその後の職業がほぼ決まってくることになります。

よって、アメリカでは専攻の選び方はとても大切。ここで間違えてしまうと今後のキャリアに影響します。

見てきた例を挙げると、英文学、社会学、歴史学のような仕事に直接活かすことができない専攻は、就職に苦労すると言えるでしょう。

アメリカでは新卒でもある程度の即戦力と専門性を求められますので、日本の会社でよくあるような総合職を大量採用するということはありません。

留学先が就労ビザにも影響


このようにアメリカでは、採用基準としてそのオープンポジションに対する必要条件として特定の専攻が指定されます。

例えば経理職であれば会計学、金融職であれば金融の専攻が必須という具合です。

通常、アメリカで留学生が就職するときはH-1Bビザという専門職ビザを取得します。このビザは移民局が個別に審査するもので、一般的に以下の内容を考慮します。

  • 就職先の企業の規模と事業内容
  • 職務内容
  • 申請者の専攻

このように、職務内容と大学の専攻が一致してなければビザを取ることはできないのが前提です。

アメリカの大学では成績も重要

もう一つ忘れてはいけないのが、成績です。アメリカの大学では成績の平均評価値(Grade Point Average “GPA”)がかなり見られます。

最高値は4.0とされていて、採用企業としては3.5以上を応募条件とするなど、シビアに利用されます。

よって学生は卒業することではなくどれだけいい成績を取るかに必死になって勉強するわけです。

大学名が重要なアメリカ


専攻と成績が重要なアメリカですが、かといって大学名は重要ではないというわけではありません。

名門と言われる大学を卒業することは、かなり就職に影響します。東海岸でいうとアイビー・リーグ(Ivy League)という市立大学8校を卒業すると就職に有利になると言えるでしょう。

卒業後もつながりは強く、そのコミュニティーに入ることはある種のステータスにもなります。

また、名門大学を出ることばかりが大切ではありません。国土が広いアメリカですので、地域によって風土が異なります。

地元の州立大学はその地位が確立されていますし、学生スポーツや特定の産業にとても強い学校が多数あります。一概に、全米トップの大学を出たら有利という理屈は通らないわけです。

西海岸、東海岸、中西部、南部などそれぞれの地域で教育システムも文化も違いますので、どこで何を勉強して就職するのかを視野に入れておくと良いでしょう。

アメリカでは学生の頃から目的意識を

日本では在学中に一斉に就職活動をしますが、アメリカでは学生自身が企業側に自分を売り込むことが必要です。

そのためには学部・選考内容と応募するポジションが一環していることは必須となります。それプラス、成績、大学名と課外活動も見られるわけなのでとても忙しい学生生活です。

大切なのは、将来の就職のことも考えて大学と学部を選ぶことです。なお、アメリカでは即戦力が求められますので、社会人が大学に行き直したり違う職種で経験を積むこともよくあります。

大学が人生のすべてを決めるわけではありません。

まとめ

アメリカは日本とは少し違った意味で学歴社会です。アメリカの学歴社会と就職事情について参考になれば嬉しいです。

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